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大人も子供も♪

お着物に込められた想い

七五三に日も過ぎ、本年ものこり僅かとなってきました。お客様は成人式前前撮りや七五三の駆け込み撮影&毎週末のお詣りのお支度やコロナが収まり夏に撮影にご来店され、お詣り当日は緊張もほぐれていて、お子様たちはニコニコ笑顔で来店してくださいます。

成人するまで長いようでアッという間…

経済や医療が発達した現代ではその年齢になると当たり前に行われる行事として定着しえいますが、昔は今の様に衛生面や医療が発達していなかった事から健康で元気に育ってほしいという願いを込めて神聖な節目の儀式だったようです。

まずは、お子様のお着物の種類と現代ヘアメイクについてお話いたします

3歳・5歳・7歳でそれぞれ異なるお着物の種類

3歳 起源は【髪置の儀】とよばれる儀式の一つで3歳になるまでは男女ともに髪の毛は伸ばさなかったそうです(衛生面が整っていなかったからでしょう)

3歳のお着物は着物を覆う被布(ひふ)ご特徴です。3歳のお子様に帯結びはとても苦しいですから腰紐を隠す為に被布コート(ベストのようなもの)を着ます。3歳ですから動いても汚れないよう、汚れ防止ともいわれてるようです。

3歳のヘアメイク

基本的にはアップスタイルをします。3歳ですと髪がまだ伸びてないお子様もいらっしゃいますし、長さや毛量も様々ですので、地毛でアップはなかなか難しいのと、お支度時間に飽きないように素早くするためにも部分ウィッグ(シュシュのようなウィッグ)を使いボリュームを出して可愛くセットします。嫌がらないお子様には目じりに赤いアイシャドーを入れます。最後に口紅は赤いものを使ってお着物の華やかさにまけないようにはっきりとした赤を使うのがポイントです

5歳 起源は【袴着の儀】と言われており、男の子はこの時に初めて大人と同じ袴を履きます。少年に一歩成長の時です。最近のお写真撮影やお出かけではカッコよくワックスやスプレーでセットします。

7歳 【帯解】といわれ今まできていた三つ身という小さな着物を着ていた女の子も四つ身と呼ばれる着物いなり帯は大人と同じものを締めるようになります。特徴的なのは帯の下に〔しごき〕という帯飾りを締め、胸元には〔筥迫〕という飾りを入れます。

昔は帯結びも大人と同じ結びをしていたそうですが、今では【作り帯】があり簡単でお子様自身の負担も少なくてすみます

7歳のヘアメイクは大人になり過ぎないように、また子供っぽさはなくすという絶妙なバランスでヘアメイクします。7歳になると髪もある程度生えそろいしっかりとした髪質になりますので、日本髪も結えたりします!ヘアスタイルは成人式やウエディングと同じようにするのではなく、高い位置でのアップスタイルが子供らしさが残っていて可愛くしあがります。またホットカーラーやアイロンで毛束にカールをつけ立体感のあるアップスタイルにするとより豪華になります。メイクも大人に近いメイクをしますがあどけなさを消してしまわないように、赤やピンクのアイシャドー・ピンクのチークといった可愛い色で仕上げます。

お子様のお着物で共通してる特徴

お着物の肩や腰が縫いあがってるところです。お子様の成長を意味しており「健康に成長しますように」と願いが込められています。「肩のひだが無い事=これ以上成長しない」となってしまうので少しでも肩上げはしましょう♪豪華なお着物だけでなく浴衣でも同じです。

関西では十三詣りという中学1年生の春に嵐山の法輪寺へお詣りへ行く行事があり、ここでのお着物は大人と同じ本裁ちという仕立てになります。大人の仲間入りという事になるのです。

3歳・5歳・7歳のお子様にも是非、前撮りを☆

近年では七五三の撮影もお詣りとは別の日にされるのが一般的になってきました!お詣り当日に撮影をするとなると、お子様の体力が持ちません…ですので撮影とお詣りを別の日にして一生残るお写真は最高の笑顔のものを残してあげましょう♪毎年お得なキャンペーンは夏休み前くらいから始まります!お得にお写真撮影と秋のお詣りのお着物が確保できますよ。

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