前撮りは成人式の予行演習!振袖選びだけでなく記念撮影の時期もしっかり選んで、最高の思い出を残しましょう
民法改正によって成人年齢が18歳になったとはいえ、受験シーズンと重なるといった理由で、以前と同じように20~21歳の年に式典を行う自治体が多いようです。そんな背景もあって、成人=20歳というイメージは、まだまだ根強く残ることでしょう。そんな人生の大きな節目といえる成人式の記念に、振袖姿のハイクオリティな写真はぜひとも残したいものです。
しかし振袖選びばかりに意識が向いて、前撮りや後撮りのことは忘れがちだったり、考えるのも後回しになったりしがちです。せっかくの晴れ姿をプロに撮影してもらうのですから、最高の一枚を残せるよう、撮影のタイミングや押さえるべきポイントを紹介したいと思います。
前撮りとはいうけれど、成人式当日や後撮りでもいいのでは?
これはお客様からもよく聞かれる声ですが、ほとんどのお嬢様は振袖姿でお出かけした経験がありません。式典当日にぶっつけ本番で振袖デビューして撮影もとなると、長時間気を張って疲れてしまいますし、着崩れなどのトラブルに見舞われる可能性も高まります。
そうならないよう、予行演習を兼ねて記念撮影しておくと、成人式の当日が少しは楽になるでしょう。
逆にすでに親族の結婚式や何らかの式典などで、振袖を着慣れているお嬢様であれば、後撮りでもいいでしょう。
前撮りにはこんなメリットがあります
● 振袖姿で過ごして着物の締め付けに慣れる
先に書いた通り、慣れない振袖姿で一日を過ごすのは思いのほか疲れるものです。特に足元に窮屈さを感じることが多く、ただ歩くだけでも裾が乱れたり、躓いたりしないよう気を遣います。帯の締め付けも着物に慣れていない方は、息苦しく感じられることが多いでしょう。
これらのことも、前撮りであらかじめ振袖を着て慣れておけば、式典当日はいくぶんか楽になりますし、ある程度対処できるようになります。着付~ヘアメイク~撮影なら、着用時間も成人式当日より短いですし、立ったり座ったり歩いたりすることも少ないでしょう。このような理由から、振袖で過ごす予行演習を兼ねて、前撮りをおすすめしたいと思います。
● ロケーション(撮影場所)の選択肢が増える
成人式当日に撮影も行うと、着付やヘアメイクが一度で済むというのは確かにメリットです。しかし1月に成人式がある自治体の場合、屋外での撮影はできる場所が限られてきます。理由はいくつかありますが、寒いというだけで笑顔もこわばりがちになりますし、自然の草木も真冬は葉を落としたり、春や夏ほどの色鮮やかさはありません。
その点前撮りなら、好きな場所や季節に合わせて撮影できますし、撮影場所が他の新成人とバッティングして、待たされたり待たせてしまったりという心配もありません。
● 都合のいい時間にゆっくり撮影できる
なにかと慌ただしい成人式の日とは別に行うことで、時間に追われることなく撮影に集中できます。家族写真を撮るのにも、ご家族の予定に合わせて撮影する日を調整できるというメリットがあります。
また撮影時に自分の振袖姿を見て、「成人式の日は髪型をもう少しこうしてもらおう」だったり「アクセサリーはしなくて正解」など、着てみて初めて気付くことも少なからずあります。
前撮りのベストシーズン
振袖は重ね着して帯を締めるせいで、少し肌寒いくらいの気温でちょうどいいと感じるお嬢様が多いようです。あまりに暑いと汗が気になりますし、メイクや髪型も崩れやすくなるため、汗かきの方は注意が必要です。逆に冷え性や寒がりのお嬢様は、寒の戻りがなくなってくる梅雨入り前くらいまで待ってもいいかもしれませんね。
● おすすめは3~5月
一番おすすめで人気がある前撮りの時期は3~5月頃です。草花が芽吹いて空の色も鮮やかになってくる時期で、特に桜が花開く頃は人気があります。桜と振袖という組み合わせで撮影したいという場合は、なるべく早めに予約するのがいいでしょう。成人式後の後撮りもこの頃が最適でしょう。
● 家族写真なら夏休みやお盆休みのタイミングも◎
家族写真を撮影されるお客様の場合は、お嬢様が帰省する夏休みや、家族が集まりやすいお盆休みもおすすめです。ただ真夏に振袖で屋外に長時間いると、日焼けや熱中症の恐れがありますので、空調が効いたスタジオ内での撮影がおすすめです。
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