3月3日きもので祝う女性の日、登録から初の記念日を迎えます

3月3日はきもので祝う女性の日

3月3日はきもので祝う女性の日として昨年８月に記念日登録されました。桃の節句やひな祭りなどの日を女性の記念日として、より認識できるようになります。記念日登録はきものや日本文化を啓蒙する意味でも良い効果が期待できます。
また3月8日は国際女性デーという事もあり、3月上旬が女性ウィークとして注目されることも予想されます。

記念日登録から初めての3/3には二条城で着物姿の女性は入場無料とANAクラウンズホテルでの歌手平原綾香さんを迎えてのレセプションパーティーが予定されています。（追記、ホテルでのパーティーはまん延防止措置のため5/7に延期。）またこの記念日登録に賛同している全国の呉服小売店で登録を記念して販売会や催事が開催されます。

以下きもの連盟の資料より抜粋

記念日登録の意義
・きものを着る
新型コロナウイルス感染症は和装業界にも大きな影響を与えた。小売店に於いては展示会の中止や成人式の縮小・延期を余儀なくされ、着物を着る機会も大幅に減った。当然の事ながら、産地メーカーや問屋にも打撃を与えている。「3月3日　きもので祝う女性の日」の記念日登録は、コロナを乗り越えた先の、業界復活の新事業である。既に、7月7日は「ゆかたの日」、１１月１５日は「きものの日」として、各小売店等に於いては催しを開催しており、加えて「3月3日　きもので祝う女性の日」（3日～8日　春のきものウィーク）をきもの文化の啓蒙とアピールする。この記念日を小売店統一イベントをとして全国で開催し、会員を通じてきものを着る機会作りの為の催しや、展示会を開催し売り上げの回復を図る。転換期ともなるこの時代に於いて、この記念日を利用して全国の小売店が一つになる事に意義があり、和装業界の業績向上につながる。
・きもの産地を守る
新型コロナで激しいダメージを受けているのが、発注が止まったままの京都をはじめ全国の生産産地である。きもの小売店は商品が揃わないと店頭販売はもちろん、主流になっている展示会で商品を揃えるのも困難になり、売り上げダウンになり、ひいては産地にまで影響を及ぼす。全国の小売店に於いて、統一の催事の開催で販売点数を増やし、着物を着る機会を創っていくことで、和装業界の活性化をはかる。
・「きもの文化をユネスコ無形文化遺産登録に！」登録実現に向けて
コロナ禍で、和装（きもの文化）のユネスコ無形文化遺産登録に向けた取り組みに於いても、業界関係者や一般消費者の関心も希薄になっている。3月3日きもので祝う女性の日（春のきものウィーク）のイベントを実施する事により、全国きもの小売店等で着物を着る機会を増やし、日本の伝統的衣装である「きもの文化」の啓蒙とアピールし、今一度この活動の推進をバックアップいていく。

（以上資料より）

社長がこの記念日登録に関しては精力的に活動しており、国会へ行き、和装振興議員連盟の野田聖子議員、前原誠司議員、丸川珠代議員などとも会談しました。また社員も一丸となってこの行動を応援してきました。これをきっかけに他の国には無い日本特有の民族衣装であるきものでお祝いできる喜びと素晴らしさを分かち合い、後世に伝えていけたら幸いです。コロナ禍が収まれば、3月3日は色々行事や催しなどきもの着用できるような文化的なイベントもたくさん開催できるようになると思います。きもの姿が1人でも増えますように、そんなささやかな思いからはじまった記念日登録への動きは、日本文化すべてを盛り上げてくれると思います。身近なお稽古であるお茶、お花、着付だけでなく、歌舞伎、狂言、能、日本舞踊などの舞台芸能、三味線や琴など和楽器、弓道や競技カルタなど武道や競技、日本文化はすべてきものを着てその所作の美しさや音色のきれいさ、強さなどを競うものです。日本文化の根幹であるきものの美しさや良さが再確認されれば日本文化への関心が高まり、伝統を守っていくことができると考えます。そしてきものへの意識が高まれば、ユネスコ登録も進むこととなり登録されれば世界からも認定されることとなります。３月３日は桃の節句でもあり、女性のお祝いの日です。３月３日にきものを着て過ごすちょっと特別な日、ぜひそんな１日を作ってみてはいかがでしょうか？

清水屋呉服店は創業150年、老舗呉服店としてきもの文化と伝統を守ります。
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