かわら版
清水屋かわら版12月号
今年もありがとうございました。今年度最終号です。
11月の可愛い七五三のお出掛けも終えホットしております。
753やっぱり可愛いですね。
たくさんのご来場ありがとう御座いました。
七草粥を1月7日(人日の節句)に食べるのはなぜ?
旧年の厄をはらうために、そして新しい1年の健康を祈願して、当日の朝に七草がゆを食べるようになったルーツは平安時代にあり、中国から大きな影響を受けています。古代中国の年中行事を記した書物によれば、1月7日は人を占う日として「人日(じんじつ)」といい、人日には「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」という7種類の野菜を入れた熱いとろみのある汁物を食べて無病息災や立身出世を祈ったそうです。一方、日本では雪の間から目を出した草を摘む「若菜摘み」という宮中行事が行われていました。中国と日本それぞれの文化が合わさって、人日の節句に若菜(七草)の入った粥を食べる風習が生まれたと言われています。平安時代から続くこの風習が定着したのは、江戸時代です。
七草の意味と効能は?
①セリ
込められた意味:競争や勝負ごとに”競り”勝つ
鉄分が多く含まれており、体内の血液量を増やす効能が期待できます。前国の山野に自生しています。若く柔らかい葉や茎の部分が美味しく、柔らかい芽をのばす春が旬とされています。香の良さも特徴です。
②ナズナ
込められた意味:なでることで汚れをはらうこと
熱を下げたり、尿を出しやすくする作用がありと言われています。ぺんぺんグサともいわれている、アブラナ科の植物です。日本各地に自生していますが、かつては冬の貴重な野菜とされていました。
③ゴギョウ
込められた意味:仏さまのこと
「ハハコグサ」ともいわれる、黄色い花をつけるキク科の植物。日本各地に自生していて、若い葉や茎を食べることができます。
④ハコベラ
込められた意味:子孫繁栄
タンパク質の含有量が比較的多いこと、ミネラルが豊富なことが特徴です。「ハコベ」や「コハコベ」とも言われ、白く小さな花をつけます。お浸しや胡麻和えなどの食材としても親しまれています。
⑤ホトケノザ
込められた意味:仏さまがゆったり座っていること
別名は「コオニタビラコ」。若葉が食用とされています。ちなみに、よく知られているホトケノザは紫色の花をつける別種。食用ではありませんので、区別しておきましょう。
⑥スズシロ
込められた意味:清らかで汚れていないこと
スズナ同様、消火を促進する成分・ジアスターゼが含まれています。スズシロは「大根」の昔の呼び名で一年を通して食べられますが、寒い冬ほど甘みを増します。
小豆粥
小豆粥は、小正月15日・二十日正月20日に食べます。
身体の余分な水分を排出し浮腫みや怠さの症状を軽減する効能があるそうです。
今年度も後数日となりました。皆様健康にはお気を付けられ良いお年をお迎え下さい。
新年度もよろしくお願いいたします。
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