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成人式で着るならどっち?赤い振袖vs白い振袖。レンタル・購入でも変わる色の選び方


振袖の王道といえばやっぱり赤!そして白い振袖は今人気急上昇の注目カラー。人気色である2色を比べていきたいと思います。

どこへ出かけてもみんなの視線を集める定番かつ圧倒的人気色である赤。なぜ定番色になったかのご説明から

①魔除け厄除けのお色

神社の鳥居が赤いように魔除け厄除けのお色として女の子の着物にはよく赤が使用されていました。

②赤の着物の地色を着られるのは振袖まで。

訪問着は控えめな色やパステル系のお色になります。

③顔に赤が写り、血色が良く健康的に見えるから。

おじいちゃんおばあちゃんだけでなく、家族、親族、ご近所の方に万人受けする、みんながいい振袖用意してもらったね!と言うお色です。特に年上受けは◎同年代の子からも華やかでかわいいと褒められるお色です。

赤は昔から圧倒的人気で、色々な色が出てきた現在でも3割は赤を着られてるようです。そのため色を赤として柄を決める場合、一番たくさんの柄から選べます。また赤はちょっと派手かも?と思う方も、一口に赤と言っても朱色、真紅、エンジ、ローズレッドなど色んな赤がありますので、きっと似合う赤が見つかるはずです。それに赤が多い振袖のものでも、半分白や他の色が入っている染め分けの振袖や、他の色がぼかしで入っている振袖もありますので、好きな色との組み合わせも楽しめます。

柄の中でも人気はやっぱり古典柄が人気です。古典の中でも、やはり裾部分が斜めに柄が入っているものが多く、背を高く見せたり、スリムに見せたりしてくれます。少し前まで袖や裾の下の方に黒や紫など濃いめの色をあしらったものが一番人気でしたが、今は引き切りで下まで同じ地色のものが上品で人気が出ています。あわせて裾が濃いめの赤であまり地色の差をつけずにという振袖もあり、主張しないけどしっかり細見せ効果があるものも今風ですね。

レトロやポップ調なものも赤だと可愛いです。またモダン系の金をたくさん使った振袖もインパクトがあります。今流行りのくすみ系としては赤は少なめですが、エンジやアズキ系の色で柄が少ないものや柄の色がワントーンやセピア系のものですと赤でもおしゃれなのがあります。

読んでもらって赤い振袖は厄除け魔除けだし良いなあと思ってもらった方で、やっぱり一番好きな色を着るとか、ママ振り姉振りで色が選べない方も小物に赤を取り入れると魔除け厄除けの効果はあります。帯締め帯揚げ重ね襟などで赤をプラスして縁起が良いようにされると良いでしょう。

また振袖購入を検討される際にも赤は良い色だと思います。王道のお色です。ご親族やお友達の結婚式に参加、またご自分のご結婚の際も結納や披露宴などにも着用頂けると思います。また5年10年は着られると思いますので、その時の気分で可愛いのを選んで、また将来的に小物は選び直してもいいし、少し落ち着いた小物合わせなどにしてもずっといけるようなコーデにしてもいいので自由度は高いです。レンタルで赤の振袖を選ばれる場合は大胆な柄にチャレンジできそう。ご自分の成人式に華やかな赤で可愛かったり、かっこよかったり、好みに合わせて、その時を思いっきり楽しんで選んでもらえたらと思います。

白の振袖

赤に次いで着用数が多く、清楚な振袖の代表格である白の振袖。今、王道の古典系でも、流行のレトロ系、くすみ系としても注目色でもあります。たくさんの柄の中から選べますので、選択の幅もいっぱい。白地の着物を着用すると胸元に当たった光がお顔に反射して、レフ板の役割を果たしてくれます。美白にそしてお顔が明るく見えます。

まず、古典系の特徴としては、真っ白や優しいオフホワイトの地色の物に地紋で光沢が入り、裾に刺繍などをあしらった、古典的で、高級感のある物が人気です。裾を斜めにぼかしで、別の色が入っているようなニュー
古典も可愛らしいですが、古典の中では斜めにお柄は入っているけれど、裾まで白い地色が見えているような振袖もとても上品です。レトロ調なものは大きいお花や家紋調などのちょっとマーク的にした丸い柄がぽんぽんと入っているものもかわいいです。くすみ系では通常の古典柄がくすんでいたり、レトロ系の柄がクスミカラーになっていたり、と落ち着いた風合いが大人っぽさを引き出してくれそう。柄としては古典だったり、レトロも伝統柄をかわいくあしらう形になっているので、和風は崩さずに着用できます。また地色も今まであったオフホワイトも人気はありますが、うすい落ち着いたピンク、グレー、ベージュ、グリーンなどの白よりのうすいくすみ色も人気です。
白い振袖、地色が薄い振袖の特徴としては、生地がいいものでなければお作りできません。濃く染めてしまえば多少のまだらな感じの色になっていてもわかりませんが、きれいな良い生地でなければ白い振袖にできませんし、地色が白いと生地もよく目立つので生地の風合いなども注目してみてください。
購入される場合は古典がやっぱり人気ですが、くすみ系でも古典調、レトロでも和柄のものなら何度も着ていただきやすいと思います。白は清楚な感じがしますので、式ごとだけでなく、お呼ばれやお顔合わせなどのシーンでも何度も活躍しそう。汚れやすいのでパールトーンなどのガード加工は必須です。レンタルの場合は最新柄や大胆などお好みで、合わせていただいたらと思います。くすみ系もめっちゃくすみコーデでふわっとあわせて、ヘアもダウンスタイルやたくさんくくってボリュームだすなど緩めの髪型でトータルでするのもかわいいですね。

いかがでしたでしょうか?赤も白も振袖としてはとても人気があるには理由があります。二十歳のお祝いに選ばれるにはふさわしい振袖のお色だと思います。最終はお好みや試着してお顔うつりなどを確認しながら、運命の一枚をご準備下さい。

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